こんにちは!ハオです☆
今回は「共働き家庭がまずやるべき防災対策 5選」という事で、
小学生の子供がいるハオ家でも出来た、防災初心者が始めやすい防災対策を紹介していきます。
難しい専門用語は使いません。気軽に読んでくださいね。
✅ 結論|この記事で5つを知れば「子どもを守る備え」がわかります!
- 忙しい共働き家庭でも、今すぐできる防災対策に厳選
- 小学生の子どもが自分でできることも含めて紹介
- 特別な知識や高価な道具は不要、すぐ始められる準備
- LINEや災害伝言ダイヤルの活用で安否確認もOK
- 読み終える頃には「何から始めるべきか」がはっきりします
「最近、防災ってよく聞くけど…正直、何から手を付けていいかわからない」
そんなふうに思ったことはありませんか?
- 防災に興味はあるけど、やるべきことが多そうで後回しにしている
- 一度備えたけど、いつの間にか忘れてしまった
- 子どもにも防災を教えたいけど、うまく伝えられない
- できれば出費は最小限に抑えたい
- 夏休みの宿題で「家族防災会議」を出されたけど、話題が思いつかない
この記事は、そんな共働き・子育て世帯に向けた“超入門編”です。
小学生の子どもがいる家庭が、今日からでも始められる「現実的な5つの対策」を紹介しています。 家族全員が“自分ごと”として取り組めるよう、わかりやすく・無理なく始められる内容にしています。
完璧じゃなくてOK。まずは一つ、行動に変えてみませんか?
なぜ今、防災?共働き家庭が直面するリスクとは
地震・災害は、親と子が“別の場所”にいる時間に起きる
昼間の地震では、親は職場、子どもは学校にいます。
このとき「連絡が取れない」「どこに避難するか分からない」となると、安否確認にも時間がかかってしまいます。
しかも、子どもの安否がわからないなんて、どんな危険な状況よりも不安でしょうがなくなりますよね。精神衛生上よくない…
だから、せめて安否確認ができるようにしましょう。
これができるだけで、天と地ほどの差があります。備えましょう!
「そのとき考える」は間に合わない
防災は“事前に決めておくこと”が、生死を分けます。命を守ります。
最低限の準備をしておくだけで、心に余裕が生まれます。
全部やる必要はありません。徐々にやっていきましょう。
まずは一つ、一緒にやってみましょう!
防災初心者がまずやるべき防災対策5選【共働き家庭向け】
① 家族の安否確認ルールを決める(LINE+災害伝言ダイヤル)
目的: 災害時に家族が「無事であるか」をすぐに共有できるようにすること。
やり方:
- 家族LINEグループを作る(我が家は「Team ハオ家」にしてます。 Team 〇〇家 オススメです)
- メッセージ例:「○○小学校にいて無事です」「会社にいて安全です」など、短く具体的に。
- キッズ携帯の場合に備えて「災害伝言ダイヤル(171)」を家族で一度使ってみる
(毎月1日・15日は体験可能) - 第三連絡先(祖父母や親戚)をメモして共有。「○○じいちゃんの連絡先」など
メモ例: 「①災害が起きたらまずLINE。②通じない時は171に伝言。③どうしてもダメなら親戚宅へ」
▶ 家族会議で話し合った内容は、「安否確認ルール行動リスト(記入式)」にまとめておくと便利です。
テンプレートをダウンロードして、ご活用ください☆
② 子ども用の防災ポーチを通学リュックに入れる
目的: 子どもが1人でも落ち着いて対処できるようにする。
入れる物と理由:
- 行動リスト:上記の行動リストです。事前に行動を決めておく
- 連絡先カード:自分/親の名前・電話番号・住んでいる住所を記載
- LEDライト:暗い場所でも安心(100円ショップで購入可)
- ホイッスル:声が出なくても救助を呼べる。持ち運びバックに入れておく
- ウエットティッシュ:清潔を保つための必需品
- リップクリーム:乾燥対策にあると安心
- 雨カッパ:雨の時に体を冷やさないようにできる。
文言例(カード記載):
ふりがな:やまだはなこ
名前:山田花子
住所:〇〇県〇〇市〇〇区○丁目○番地
親の連絡先①:090-1234-XXXX
親の連絡先②:080-5678-YYYY
備考①:
備考②:
行動リストに連絡先を入れておきます。この紙を1枚持っていれば、万が一でも慌てずに済みます。
LEDライトは充電式と電池式の2種類があります。
- 充電式:普段使いする人向き。軽量コンパクトで持ち運びに便利。充電切れに注意。
- 電池式:普段使いしない人向き。単三1本で使えるものは軽量コンパクトにできる。
充電式ライトだけど、単三電池を使用できるライトがあります。両方の良いとこ取りで便利です
オススメ商品紹介:
③ 非常用持ち出し袋を準備する(最低限でOK)
目的: 一時避難時に「必要最低限の命を守る物」がすぐ持ち出せるようにする。
中身(初心者向け4点セット):
- 500mlペットボトル3本(1人分)
- 簡易トイレ(個包装タイプ、1人3枚程度)
- モバイルバッテリー(スマホの充電用)
- お菓子(飴玉等)
やり方:
- 使い慣れたリュックを1つ用意(普段使ってないものでOK)
- 荷物をまとめて玄関近くに置く。「家族全員分が1袋(ちょっと多めタイプ)」でも最初はOK
- 子どもと一緒に袋の中身を確認する → 安心感アップ
地震時に家に被害があって、避難せざるを得ない場合に持ち出すリュックを一人一つ作ります。
最初は家族で1つでも大丈夫。まずは作る事から始めてみましょう。
まずは1泊することをイメージして、荷物を考えてみましょう。
本当に最低限であれば、初心者向け4点セットです。
ここに、自分で考えてもっと快適に1泊できるように準備してみましょう。
エアマット(地面からの冷え防止)、エマージェンシーシート(外部から冷え防止)があると安心ですね。
もう、自分で考えるのヤダ!って人は商品を買ってしまうのもアリです。
あれこれ考えてやらないより、お金を出して手間を買っちゃった方がいいです!
ひと昔はひどい物もありましたが、今は本番で使える良い商品が多くあります。
防災士、消防士が選んだ商品もありますので、予算で選んでも良いと思います。
オススメ商品紹介:
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④ 自宅に3日分の備蓄を始める(在宅避難対策)
目的: 避難所に行かず、自宅で3日過ごせるようにする
備えるもの(3日用):
- 飲料水(6L×人数分):4人なら[2L x 6本]箱を2箱
- ごはんパック、缶詰、スープ、クラッカーなど(常温保存できる食材)
- カセットコンロ+ガスボンベ3本(1本で3回程度調理可)
- 懐中電灯+単三乾電池、または電池式ランタン:停電対策
- 簡易トイレ(個包装タイプ、1人3枚程度):断水対策
やり方:
- いつものスーパーで買い物する際、少し多めに購入する(例:ごはんパックを+2つ)
- 「日付を油性ペンで記入」し、使ったら補充するだけ
- ボックスやコンテナにまとめて「1日分」のセットを作ると管理しやすい
私がオススメする在宅避難をするための必須アイテム、備蓄品です
できる備蓄から進めればOKです。袋に入れて、段ボールに入れて、定期的に見るでも大丈夫です。
正直、食べ物に関しては、一般家庭であれば台所にある程度ストックがあると思います。
一人暮らしの方は、買い物に行くのが面倒な時に使えるので、少し備蓄をしていると便利です。
水のストックは意識して備蓄しないと出来ないので、優先的に準備しましょう。
一度準備出来たらしばらく放置でも問題ないです。賞味期限切れになっても、生活用水で使えますから。
トイレの備蓄は水の備蓄と並んで、優先度が高いです。
⑤ 家族で避難場所・行動ルールを決めておく
目的: 災害時、家族がバラバラでも「どこで、どう行動するか」を迷わないようにする
優先: 親子が合流する事が最優先。子供だけの行動を決めて、迷わないようにする。
話し合うこと:
- 子どもが家にいるとき、親が帰れない場合:家に留まる or 近所の避難場所へ
- 親が家にいるとき、子どもが学校:親が迎えに行くか、学校待機か(学校の方針も確認)
- 全員家にいない場合:集合場所を1つ決めておく(例:〇〇公園)
ルールのまとめ方:
- 「避難ルール表」を作って冷蔵庫などに貼る(手書きでOK)
- 子どもが理解しやすいよう、イラスト付きや色分けすると◎
基本的に災害が起こる時は、家族がバラバラに活動している方が普通です。
大人はなんとでもなるでしょう。問題は子供だけでどのように行動するかを考えておく事です。
家に子供だけいて、親が出払っている場合
家が無事なら在宅避難が無難です。親が帰ってくるまでは、在宅避難にしましょう。
理由は発災直後に避難所に行っても、現場は大混乱しており、親の目がない子供にとってはとても危険だからです。
一方、在宅避難であれば最低限の防犯対策は「家」が果たしてくれます。家の中が家財が倒れてグチャグチャかも知れませんが、その場合は寝室(ベッドの上)を避難場所になります。床がぐちゃぐちゃでもベッドの上は安全ゾーンになります。
親の帰りが遅くなる可能性が高いです。電車が止まり、帰る手段がないかも知れません。
そんな時は備蓄品を使用して対応できるように、日頃から予備品を使えるように練習しておきましょう。
お子さんの年齢にもよりますが、子供だけで「火を使わない事」をオススメします。
非常時で何が起こるかわかりません。余震の心配もあります。
火を使って、火事にでもなったら目も当てられません。
その日の夜はお菓子でお腹いっぱいにしましょう。ある意味、お楽しみ会です☆
着替えなくても良いです。そのまま、ベッドで寝てしまいましょう!
両親が帰って来れたら、
子供達だけでよく頑張ったと褒めてあげてくださいね!すごく不安で待ってたと思います。
お湯を沸かして、温かいご飯食べましょ。ホッとしましょ☆
親が家にいて、子供が学校の時
学校の方針によると思いますが、親が学校まで迎えに行って、引き渡しされると思います。
早めにお迎えに行って、お子さんの不安を解消させてあげてください。
大人が一緒であれば、その後在宅避難か避難所に行くか話し合って決めましょう。
家の状態次第ですが、在宅避難ができるのであれば、避難所に行く必要はありません。
前述しましたが、発災直後は避難所は大混乱しているため、決して良い環境ではありません。
在宅避難の環境に勝るものはありません。
親、子供ともに家にいない場合
事前に集合場所を決めておきましょう。
子供だけで行動する必要があるので、作戦を立てましょう。
家の鍵を子供に持たせることが出来れば「家の中」&「ベッドの上に避難」が有効です。
鍵を預けられなければ、時間で集合場所を変更するなど工夫が必要です。
時間で区切る場合は、下記のように動く方法があります。
- 【9:00〜16:00】:自宅の玄関/カーポートなどに集合。(雨宿りができる場所)
- 【16:00〜】:ご近所、親戚など大人がいる場所に避難。
- ご近所、親戚には事前に相談しておくことをオススメします。
ご近所に協力をお願いする場合は、緊急連絡でご近所さんの連絡先も事前に知っておきましょう。
まとめ:完璧じゃなくてOK。「始めたこと」が防災です
完璧な備えよりも、“今あるものでできる最初の一歩”が命を守ります。
まずは1つだけ、行動に移してみてください。
防災は「できていないこと」より「できたこと」を数える準備です。
あなたの小さな一歩が、家族の未来を守ります。
今回は、以下の5つの「子どもを守る備え」を紹介しました。
- 忙しい共働き家庭でも、今すぐできる防災対策に厳選
- 小学生の子どもが自分でできることも含めて紹介
- 特別な知識や高価な道具は不要、すぐ始められる準備
- LINEや災害伝言ダイヤルの活用で安否確認もOK
- 読み終える頃には「何から始めるべきか」がはっきり!
あなたの防災の一助になれば幸いです☆
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