

防災準備って必要ですか?お金もかかるし、正直…面倒くさいです



分かるよー。でも、準備しておかないと、身動きが取れなくなるんだ。
こんにちは!HAOです☆
今回は「防災の準備って本当に必要?」をテーマにしたいと思います。
防災の大切さはわかっていても、「何から始めればいいかわからない」「つい後回しにしてしまう」と感じる家庭は多いと思います。実際、大きな地震が起きたときに「もっと準備しておけばよかった」と後悔した人はたくさんいました。
この記事では、家庭で無理なく始められる防災準備の順番を紹介します。買い物ついでにできることや、家族で話すだけのルールづくり、停電やトイレへの備えなど、今日から取り入れられる方法ばかりです。
少しずつ進めれば、防災は特別なことではなく日常の一部になります。そしてそれが、家族を守る大きな安心につながります。
一緒に見ていきましょう☆
なぜ防災準備は後回しになりやすいのか
「防災って大事なのはわかってるけど…」と思いながら、気づけば後回しにしてしまう家庭って多いんですよね。これって意志が弱いとかじゃなくて、実はちゃんと理由があるんです。
たとえば「何を揃えればいいのかわからない」「お金がかかりそう」「忙しくて時間がない」。さらに「災害が起きても支援物資が届くでしょ」とか「うちは安全な地域だから大丈夫」と思ってしまうケースもあります。
でも実際に大きな地震が起きたとき、「準備しておけばよかった…」と後悔した人はたくさんいました。支援物資が届くまで数日かかって水や食料が足りなくなったり、不安で眠れなかったりする家庭もあったんです。一方で、ほんの少しでも準備していた人は落ち着いて過ごせていました。
要するに「やらない理由」が先に浮かぶから動けないだけ。だからこそ、気軽にできることから始めるのが一番なんです。
家庭で無理なく始められる防災準備の順番
防災って、一気に完璧を目指す必要はないんです。むしろ小さなことを少しずつ積み重ねた方が、長く続くし挫折もしません。
たとえば買い物のついでに水やレトルト食品をちょっと多めに買っておく。家族で集合場所や連絡手段を話しておく。それだけでもう十分立派な防災です。そのあと懐中電灯や電池を用意して、少しずつ備蓄を増やしていけばOK。最後に家具の固定まで進められたら、防災レベルはかなり上がります。
ポイントは「やりやすいことから順番に」。この流れなら無理なく自然に防災が習慣になりますよ。
買い物ついでにできる「水・食料のストック」
防災と聞くと「大げさな準備」を想像しがちですが、実は普段の買い物でちょっと多めに買うだけでも十分なんです。
目安としては1人1日3リットルの水を3日分。家族4人なら36リットルです。スーパーでペットボトルを1ケース買い足すだけでも、かなり安心感が違います。食品も、缶詰やレトルトをいつもの買い物で少し多めに買っておいて、食べた分を補充する「ローリングストック法」が便利です。
「特別な備蓄」じゃなくて「いつもの延長」って考えると、ぐっと気が楽になりますよ。
家族で話すだけの「連絡手段と集合場所」
お金もモノもいらないけど、防災力が一気に上がるのが家族でのルール決めです。災害時ってスマホがつながらなくなることも多いので、話し合っておくことがすごく大事なんです。
たとえば「LINEの既読を安否確認の合図にしよう」「災害用伝言ダイヤルを使う」って決めるだけで安心できます。さらに「近所の公園で集合」「避難所は○○小学校」みたいに決めておけば、もし離れた場所にいても混乱しません。
10分くらい話すだけでできる準備なので、ぜひ家族でやってみてください。
停電に備える「ライトと電池の準備」
災害時に多いのが停電。夜が真っ暗になると、移動も不便だし子どもは特に怖がります。
おすすめは懐中電灯を1人1本。両手が使えるヘッドライトもあるとかなり便利です。スマホのライトは便利ですが電池を食うので、専用のライトは必須。乾電池を多めに備えておいたり、USB充電式ランタンがあれば長引く停電にも対応できます。
「暗闇でも困らない」ってだけで、安心感はめちゃくちゃ違いますよ。
在宅避難を意識した「少しずつの備蓄」
避難所に行くのも選択肢ですが、実際には混雑して落ち着けないこともあります。だから「家で避難する=在宅避難」を意識した準備があると安心です。
まずは3日分の水や食料でOK。余裕があれば1週間分を目標に増やしていきましょう。カセットコンロとガスボンベがあれば停電でも温かい食事がとれます。簡易トイレやウェットティッシュもあるとすごく助かります。
一度に全部揃えなくても大丈夫。少しずつ買い足せば自然に準備が整います。
非常時に欠かせない「簡易トイレの準備」
防災グッズのなかでも意外と忘れられやすいのがトイレの問題です。水道が止まってしまうと、自宅のトイレが使えなくなることがあります。避難生活で「一番困った」という声が多かったのも、このトイレでした。
市販の簡易トイレを準備しておくのが安心です。袋タイプで凝固剤が付いたものなら、洋式トイレにかぶせて使えるので誰でも簡単に利用できます。目安は1人1日5回分。家族4人なら3日で60回分、1週間なら140回分ほど備えておくと安心です。
消臭剤や除菌スプレー、使い捨て手袋もセットにしておけば、衛生面でのストレスもぐっと減ります。トイレ環境を整えておくことは、家族の健康を守るうえでもとても重要な準備です。
命を守るための「家具の固定」
ちょっと面倒に思えるかもしれませんが、家具の固定は命を守るために超大事です。地震のときのケガや事故は、家具の転倒が原因ってことが本当に多いんです。
阪神・淡路大震災のときも、多くの人が家具の下敷きになって亡くなってしまいました。本棚や冷蔵庫はもちろん、食器棚も危険です。L字金具や突っ張り棒で固定するだけでも効果は絶大。寝室には大きな家具を置かないだけでもリスクはかなり減ります。
一度やってしまえば効果はずっと続くので、ぜひ取り組んでほしいステップです。
小さな一歩が大きな安心につながる
防災って「一気に完璧」じゃなくて「ちょっとずつ」が正解なんです。
水を1ケース備える、集合場所を決める、懐中電灯を1つ用意する。たったこれだけでも「何もしてない家庭」との差は大きいです。そのあと少しずつ備蓄を増やしたり家具を固定したりすれば、避難所に頼らなくても家で過ごせる安心感が生まれます。
要は、小さな一歩でもやってみること。それが積み重なって、大きな安心につながります。
【防災を気軽にスタート】家族で無理なく始める準備の順番のまとめ
防災は「一度に全部やらなきゃ」と思うと腰が重くなります。でも実際は、できることを無理なく順番にやっていけば十分なんです。
買い物ついでの備蓄、家族での話し合い、ライトや電池の準備。ここから始めて、少しずつ在宅避難や簡易トイレ、家具の固定に進めば、防災力はどんどんレベルアップします。
無理のない準備が長続きのコツ。小さな一歩から、家族を守る安心を積み重ねていきましょう。
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