
地震や大雨などの災害は、いつどこで起こるか分かりません。
とくに外出中は、家にある防災リュックが使えないので、持ち歩ける「防災ポーチ」がとても大切です。
この記事では、初心者でもわかりやすいように、外出時に役立つ「防災ポーチ」の中身と、季節ごとの工夫について紹介します。
防災ポーチって聞くけど、何を準備していいか分からない。
そんな方でも大丈夫!
取り合えず、1セット作って持ち歩いてみましょう!
0次の備えってなに?⇒ちょっとした備え
「0次の備え」は、いつも持ち歩く小さな備えのことです。
たとえば、スマホの電池がなくなったときや、ケガをしてしまったとき、車の渋滞などでトイレに困ったときなど、外で困ったときに使えるものを小さなポーチに入れて持ち歩きます。
難しく考えなくても大丈夫!
「あったらいいな」に備える事が第一歩です。私の必携アイテムはリップクリームです
防災ポーチには何を入れる?⇒出先の困ったを無くすものを入れる
防災ポーチには、軽くて大事な物だけを入れるのがコツです。次の3つのグループに分けて考えましょう。
分類 | 入れておくと良いもの | なぜ必要か? |
---|---|---|
連絡や情報 | モバイルバッテリー、充電ケーブル、メモ帳とペン、家族の電話番号や写真 | 電池が切れたときや連絡がとれないときに役立つ |
ケガや衛生 | 絆創膏、マスク、除菌シート、ティッシュ、水(耐熱プラボトル)、リップクリーム | ケガや体調を守るために必要 |
その他 | 携帯トイレ、小さいライト、小銭(電話用)、保険証のコピーなど | トイレや停電のとき、本人確認にも使える |
どうでしょうか。普段の持ち歩いてるバックに入りそうではありませんか?
防災ポーチと意識しなくても、いつものバックに忍ばせるだけでも、「0次の備え」になります!
気楽に作っていきましょう!
スマホに入れておくと便利なアプリ一覧
今の時代、持っていない人を見つける方が難しくなったスマートフォン。
必要な情報を入れておくには便利なアイテムです。
入れておくと便利なアプリをピックアップしたので、参考にしてみてください☆
アプリ名 | できること |
---|---|
NHKラジオ/rajiko | 災害時のニュースが聞ける |
防災速報(Yahoo!など) | 地震や大雨の情報をすぐに知らせてくれる |
東京防災アプリ | 避難場所を調べたりチェックリストが使える |
ハザードマップ | 危険な場所や避難所が分かる |
お薬手帳アプリ | 自分の薬の情報をスマホで管理できる |
季節によって加えるべきもの 暑さ/寒さ 対策
季節によって持ち物の使い分けができると便利です。
暑い時は汗対策を、寒い時は防寒対策を。
できるところからやってみましょう。
夏の持ち物(暑さ対策)
- ミニ扇風機(電池またはUSB)
- 冷たいシートやタオル
- 塩分タブレットやゼリー飲料
- 日焼け止め、折りたたみ帽子
- 汗ふきシート
- 虫刺され薬
冬の持ち物(寒さ対策)
- 使いすてカイロ(2枚持っていると人にも貸せて便利)
- アルミブランケット(かさばらず温かい)
- 軍手(寒さやけが防止)
- 粉末スープやホット飲料の素(耐熱プラボトルとお湯があると、最高!)
家族での防災ポーチ活用のコツ
家族みんなで防災ポーチを持つと、もしもの時に安心です。
特に小さなお子さんの場合、うまく説明できない場合があるので、家族の写真/連絡先を持っていると迷子になった時の対策にもなります。
我が家では、GPS端末をリュックに忍ばせて、迷子対策をしています。
でも、それだとお金が掛かってしまいますね。お金を掛けずとも、写真/連絡先が助けてくれます。
ポイントはコレ!
- 子どもには軽いリュックで「水・おやつ・ハンカチ・虫刺され薬」などを分けて入れる
- 大人は家族分の道具や連絡カードをまとめて持つ
- 家族の写真や連絡先カードはそれぞれのポーチに分けて入れておく
防災ポーチの便利なところと注意するところ
便利なところ
- 外出中のちょっとした事でもすぐ行動できるよ
- 家族で災害への備えができるね
- 旅行や学校、遊びに行くときにも安心感がでるよ
注意するところ
- 入れすぎて重くならないようにしよう
- 食べ物やカイロなどは、期限をチェックして入れかえてね
- 忘れないように、ふだんのカバンに入れておこう(カバン毎に作ってしまうのもアリ!)
まとめ:防災ポーチは日常の安心グッズ!
防災ポーチは、特別な人だけが持つものではなく、毎日の生活の中で使える備えです。
初めてでも自分で準備できるので、家族と話しながらポーチを作ってみてください。
季節や行き先に合わせて、中身をときどき見直すともっと安心です!
出掛けた先でどんな事で困るかイメージしながら、どんな準備が出来るか考えてみましょう。
難しく考えずに、
唇が渇くから、リップクリームを忍ばせておこう!くらいの感覚で作ってみましょう!
それでは、また~☆
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