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【在宅避難のススメ】夏の暑さ・熱中症対策

「エアコンが止まっても窓を開ければ大丈夫」

それはもう古い常識かもしれません

停電中の室内は
命に関わる暑さになることがあります


ももち
ももちです★
おもち
おもちです☆
ももち
今回のテーマは
「夏の暑さ・熱中症対策」
おもち
一緒に備えていきましょう

この記事を読むとわかること

  • なぜ夏の暑さ対策が命に関わるのか
  • ポータブル電源で使える冷却グッズ
  • お金をかけずにできる暑さ対策の工夫

こんな昼を想像してみてください

大きな地震が起きた真夏の昼間

家族は無事だった

停電しているエアコンが使えない

窓を開けて風を通そうとした

でも外はそれ以上に暑い

じっとしているだけで汗が止まらない

「これくらいなら我慢できる…」

そう思っていたが
だんだん頭がぼーっとしてくる

喉が渇いているのに気づけなかった

これは実際に起きうるワンシーンです

熱中症は屋外だけでなく屋内でも起こります

暑さは冬の寒さと同じく
目に見えない敵として体力を静かに奪っていきます


目次

なぜ夏の暑さ対策が命に関わるのか

ももち
暑いだけで
そんなに危険なの?
危険内容
熱中症体温調節機能が破綻し臓器に負担がかかる
脱水症状水分と塩分不足で血流が悪くなる
発生場所熱中症の約4割は住居内で起きている

夏の災害で最も怖いのは暑さによる体調悪化です

データで見る危険度

2024年の熱中症による死亡者数は
年間2,160人にのぼります

これは同年の交通事故死亡者数と
ほぼ同じ水準です

発生場所別では約4割が住居内で起きています

東京都23区のデータでは
屋内で亡くなった方の約85%が
エアコン未使用でした

熱中症の多くは屋外の危険ではなく
室内の油断で起きています

熱中症とは

熱中症とは高温多湿な環境で
体の中に熱がこもり
体温調節機能が正常に働かなくなった状態です

私たちの体は本来2つの方法で熱を逃がしています

皮膚から空気中へ熱を逃がす方法

汗をかき蒸発する時の気化熱で冷やす方法

しかし気温が体温より高くなると
1つ目の方法が使えなくなります

さらに湿度が75%を超えると
汗が蒸発しにくくなり
2つ目の方法も効かなくなります

この2つの放熱方法が同時に失われた状態

それが熱中症です

何度から危険なのか

気温だけでなく湿度も重要な要素です

環境省は気温・湿度・輻射熱を組み合わせた
暑さ指数(WBGT)という指標を
熱中症警戒アラートの基準にしています

気温28℃・湿度75%以上が続くと
熱中症のリスクが急激に高まるとされています

どのくらいの時間で危険になるか

明確な時間の基準はありませんが
高温多湿の環境に長時間留まり続けること自体が
最大のリスク要因です

炎天下の屋外だけでなく
風通しの悪い室内に数時間いるだけでも
発症することがあります

脱水症状とは

脱水症状とは汗で失われた水分と塩分が
補給されないまま
体内の水分バランスが崩れた状態です

汗をかくことで体は熱を逃がしていますが
同時に水分と塩分も失われていきます

補給が追いつかないと血液の水分量が減り
血液がドロドロになります

その結果脳や体のすみずみに
酸素や栄養が届きにくくなります

喉の渇きは危険サイン

「喉が渇いた」と感じた時には
すでにかなりの水分不足になっています

喉の渇きを感じる前から
こまめに水分補給することが基本です

症状の3段階

熱中症は重症度によって3段階に分けられます

軽症(Ⅰ度)

めまい・立ちくらみ

こむら返りなどの筋肉のけいれん

大量の発汗

意識ははっきりしています

この段階ならその場での対処が可能です

涼しい場所に移動し
水分と塩分を補給すれば回復が期待できます

中等症(Ⅱ度)

頭痛・吐き気・嘔吐

強いだるさ

集中力の低下

自分で水分が摂りにくくなります

この段階になったら医療機関の受診が必要です

重症(Ⅲ度)

40度以上の高熱

意識障害・けいれん

呼びかけに反応しない

異常な言動

これは熱射病と呼ばれる最も危険な状態です

脳の温度が上昇し様々な臓器に障害が出て
命を落とすこともあります

すぐに救急車を呼んでください

軽症のうちにできること

軽症の段階で適切に対処すれば
重症化を防げる可能性が高いです

① 涼しい場所へ移動する

エアコンの効いた部屋や日陰に移動しましょう

② 体を冷やす

首・脇の下・足の付け根など
太い血管が通る部位
濡れタオルや保冷剤で冷やします

③ 水分と塩分を補給する

水だけでなくスポーツドリンクや経口補水液など
塩分を含むものを選びましょう

④ 誰かがそばで見守る

一人にせず症状が悪化していないか
観察を続けることが大切です

⑤ 改善しなければ迷わず受診

応急処置をしても改善しない場合
頭痛や嘔吐が出てきた場合
すぐに医療機関を受診してください

おもち
軽症のうちに気づいて
対処することが一番大事

平時の対応策

災害時の話に入る前に
普段からできる予防習慣
停電時の対応力にも直結します

喉が渇く前に水分補給

喉の渇きはすでに脱水が
始まっているサインです

普段からこまめに水分を取る
習慣をつけておきましょう

エアコンの使用をためらわない

「もったいない」と我慢する方が
多いですが
エアコンは命を守るための道具です

夏前にエアコンの動作確認

いざという時に故障していては
意味がありません

シーズン前に一度試運転しておきましょう

部屋の風通しを整えておく

普段から家具の配置を見直し
風が通る動線を確保しておきましょう

停電時に窓を開けた際
効果が変わってきます

ももち
普段の習慣が
停電時にも活きるんだ

DC扇風機

ももち
停電中に
使える扇風機ってあるの?
項目内容
消費電力AC扇風機の約1/3〜1/5
ポータブル電源での稼働時間弱運転で10時間以上
普段使い電気代の節約になる

停電時の暑さ対策として
まず揃えておきたいのがDC扇風機です

DC扇風機とは

DC扇風機とはモーターの種類が
一般的な扇風機と異なる
省エネ設計の扇風機です

一般的な扇風機(AC扇風機)は
消費電力が30〜50W程度ですが

DC扇風機は5〜10W程度まで
抑えられています

なぜ省電力なのか

DC扇風機は直流(DC)モーターを
使用しています

無駄な電力消費を抑える
仕組みになっているため
同じ風量でも消費電力を
大きく削減できます

ポータブル電源との相性が抜群

冬の停電・低体温症対策」で紹介した
ポータブル電源と組み合わせると

弱運転なら10時間以上
使い続けることができます

停電が長引いても
一晩中扇風機を使い続けられる
という安心感があります

普段使いこそが一番の備え

DC扇風機は災害時専用ではなく
普段使いに向いているのが
最大の特徴です

消費電力が少ないため
毎日の電気代の節約にもなります

普段から使っていれば
いざという時にも
操作に迷わずすぐに使えます

平時の対策としても
エアコンと併用することで
冷房の設定温度を上げても
快適に過ごせるという
省エネ効果もあります

選ぶときのポイント

ポイント内容
電源方式USB給電・電池式・両対応から選ぶ
首振り機能部屋全体に風を届けやすい
静音性就寝時にも使いやすいか確認

USB給電タイプなら
停電時の情報収集手段」で紹介した
モバイルバッテリーでも動かせます

電池式タイプなら
停電時でもコンセントを気にせず
使えます

ももち
普段から使っておけば
いざという時も安心だね

簡易クーラー

ももち
エアコンなしでも
涼しくできる方法はある?
モード消費電力ポータブル電源での稼働時間
冷房(強)約600〜800W約1.2〜1.7時間
除湿約600W前後約1.7時間
送風のみ約60〜100W約10〜16時間

DC扇風機より強力に涼しくしたい時は
簡易クーラーが役立ちます

我が家でもアイリスオーヤマの製品を
実際に使っています

簡易クーラーとは

簡易クーラーとはエアコンの工事が不要で
窓に排熱ホースを通すだけで使える冷房機器です

賃貸住宅でも設置できる
手軽さが最大のメリットです

ポータブル電源での稼働時間には注意

簡易クーラーは消費電力が大きいため
ポータブル電源での使用には注意が必要です

冷房モードでは1000Whクラスの電源でも
約1.2〜1.7時間ほどしか稼働できません

一方で送風のみのモードなら消費電力が大きく下がり
約10〜16時間ほど使い続けられます

冷房と送風を使い分ける

停電時は用途に合わせて
モードを使い分けることがポイントです

日中の暑い時間帯だけ短時間冷房を使い
それ以外は送風モードで過ごすという方法が現実的です

就寝時は送風モードにしておけば
朝まで電源を保たせながら快適に過ごせます

デメリット:稼働音が大きい

簡易クーラーには
購入前に知っておきたいデメリットもあります

最大のデメリットは稼働音です

アイリスオーヤマのIPP-2222Gの騒音レベルは
前方51dB・後方55dBというデータがあります

50dBは家庭用エアコンの室外機や
換気扇と同じくらい

60dBは掃除機や洗濯機の音に
近いレベルです

つまり冷房モードの音は
掃除機と換気扇の中間くらい
イメージすると近いです

一方送風モードは
コンプレッサーが停止するため
冷房モードよりかなり静かになります

目安として35〜45dB程度

図書館〜静かな事務所ほどの音になります

夜間は送風モードを使うことで
音の悩みをかなり軽減できます

口コミでも「就寝時は音が気になる」という声が多く

冷房モードを使う場合は
耳栓と併用するなどの工夫が必要かもしれません

一方でリビングやキッチンなど生活音がある場所では
あまり気にならないという声もあります

その他の口コミデメリット

稼働音以外にも
いくつかの声が挙がっています

① 本体が重い

多くの機種で重量は20kg前後あります

キャスターは付いていますが
持ち上げての移動には力が必要です

2階に運ぶ際は
2人がかりだったという口コミもあります

② 部屋全体は冷えにくい

エアコンと違い
風が当たる範囲は涼しくなりますが
部屋全体を均一に冷やすのは苦手です

「スポット的に涼しくする」
という使い方が向いています

③ 排水の手間

除湿運転で発生した水を
排水ホースで処理する製品もあります

ノンドレン方式(排気と一緒に排出する仕組み)の機種なら
この手間は不要です

購入前に方式を確認しておきましょう

普段使いもできる

これらのデメリットを踏まえても
簡易クーラーはエアコンのない部屋で普段から使えます

筆者も普段から簡易クーラーを使っていますが
音の大きさ以外は問題なく使えています

ももち
冷房は短時間
送風は静かで長持ちだね

お金をかけない暑さ対策

ももち
電気を使わない
暑さ対策はある?
工夫効果
保冷剤・冷却シート太い血管を冷やして体温を下げる
打ち水気化熱で周辺の温度を下げる
冷えピタ・濡れタオル手軽に体を冷やせる

高価な家電がなくても
工夫次第で暑さをしのげます

保冷剤・冷却シートを活用する

首・脇の下・足の付け根など
太い血管が通る部位を冷やすと効率的です

保冷剤をタオルで包んで
これらの部位に当てるだけでも効果があります

冷凍庫が使えない停電時は
凍らせたペットボトルでも代用できます

打ち水で周辺温度を下げる

打ち水とは
水が蒸発する時の気化熱を利用した
昔ながらの知恵です

玄関先やベランダに水をまくだけで
周辺の温度を下げる効果があります

朝や夕方の涼しい時間帯に行うと
効果が高まります

濡れタオル・冷えピタを使う

濡れタオルを首に巻くだけでも
体感温度が下がります

冷えピタなどの冷却シート
おでこや首筋に貼るだけで手軽です

停電中でも常温で使えるため
備蓄しておくと安心です

風通しを工夫する

窓を2箇所以上開けると
空気の通り道ができます

対角線上の窓を開けると
より効果的に風が通ります

カーテンや簾で直射日光を遮ると
室温の上昇を抑えられます

ももち
電気がなくても
工夫次第で涼しくなるんだ

今日からできる3ステップ

ももち
何から準備すればいいの?
ステップやること
🟢 今日5分エアコンの動作確認・水分補給の習慣づけ
🟡 今週中DC扇風機を購入する
🔴 1ヶ月以内簡易クーラーの導入を検討する

完璧に揃えようとすると疲れちゃいますよね

わかります

できることから少しずつ確実に前に進めましょう

🟢 今日5分でできること

エアコンの動作確認をする

シーズン前に一度試運転しておきましょう

喉が渇く前に水を飲む習慣をつける

今日から意識して
こまめな水分補給を始めてみましょう

🟡 今週中にできること

DC扇風機を購入する

まずは省エネで普段使いできる
DC扇風機から揃えてみましょう

モバイルバッテリーで動かせるタイプなら
停電時にもすぐ使えます

🔴 1ヶ月以内にやること

簡易クーラーの導入を検討する

音や重さのデメリットも踏まえて
自分の生活スタイルに合うか確認しましょう

ポータブル電源と組み合わせる場合は
稼働時間も考慮して選びましょう

ももち
まずは今日
エアコンの試運転をしてみる!

まとめ

今回の記事を振り返ってみましょう

停電した真夏の昼間
窓を開けても外の方が暑かった

我慢しているうちに
頭がぼーっとしてきた

あれは暑さ対策をしていなかった未来の話です

ももち
我慢が一番危ないんだね

今回確認したポイントをもう一度整理しましょう

ポイント内容
熱中症の危険性屋内の約4割が発生場所・軽症のうちの対処が鍵
平時の対応策喉が渇く前の水分補給・エアコンの試運転
DC扇風機省電力で普段使いもできる
簡易クーラー稼働音や重さも考慮して選ぶ
お金をかけない工夫保冷剤・打ち水・風通しの工夫

そして今日からできることはたった一つでいいんです

今日エアコンの試運転をしてみてください

それだけであなたの家族の備えは今日から一歩進みます

ももち
今日エアコンの
試運転をしてみる!

防災は完璧を目指すものではありません

昨日より少しだけ安心できる自分になる

そのための準備をこのブログでは一つずつ丁寧に解説していきます

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おもち
少しずつでOK!
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